奥薗壽子さんの本で知り、以来15年以上作り続けている、新玉ねぎの酢じょうゆ漬け(酢じょうゆ玉ねぎ)。
作り方と、作り続けてわかったポイントを、くわしく、くどく解説します。
元々のレシピの紹介記事はこちら。
材料も作り方も、とってもシンプルです。
材料・用意するもの
新玉ねぎ 1個
普通の玉ねぎでも作れます。
新玉ねぎは、辛みが少なくやわらかいので、よりおすすめ。
酢、しょうゆ 各100cc
同量です。厳密に計らなくても、大体でOK。
計りながら加えるので、あらかじめ計量しておかなくてよいです。
使う器具はできるだけ減らして、片づける手間を少なくしましょう。
密閉できる保存容器
画像の保存容器は、容量680ml。
少し大きめの新玉ねぎ1個分にちょうどよいくらいのサイズです。
試しに作ってみる場合や、食べる人数が少ない場合は、玉ねぎ・調味料とも、半分の量でよいと思います。
大事なポイント
容器に匂いがかなりついて、洗っても残るので、“酢じょうゆ漬け専用容器”にすることをおすすめします。
ホーローやガラスは匂いがつきにくいけれど、ふたやパッキンにも匂いがつくので、私は安価な樹脂製品を使っています。
そして、私はパッと見で中身がわかる、透明タイプが好きです。
すぐ忘れるし、中身を書いたり貼ったりする手間も省きたい。
ジッパーつきの袋(ジップロックなど)でもよいのですが、万が一漏れたときのことを考えると、あまりおすすめしません。
もし袋で漬けるなら、2重にした方がよいです。
手順
新玉ねぎを繊維に沿ってスライス
↓
同量の酢と醤油に漬ける
以上~。詳しい作り方は以下からどうぞ。
作り方
玉ねぎを切って、保存容器に入れる
新玉ねぎは、薄皮をむいて、上の硬い部分と、下の根っこの部分を切り落とし、縦半分に切る。
根本に包丁を入れ硬い部分を取り除き、繊維に沿って薄切りにする。
取り除いた硬い部分は細かく刻む。
バラバラにするため、硬い部分を切り離します。
硬い部分も漬けるとやわらかくなるので、捨てずに一緒に漬けます。
※新玉ねぎを半分だけ使う場合でも、1個全部薄切りにしてしまい、半分は冷凍保存してしまうのがおすすめ。
酢としょうゆを同量加える
酢としょうゆを、玉ねぎに同量ずつ回しかける。
この時点で、玉ねぎの量より酢じょうゆ(漬け汁)が少なくても大丈夫です。
酢としょうゆを先に計量し、容器に入れておいたところに玉ねぎを入れてもOK。
冷蔵庫で保存
容器のふたをして、容器ごと少しゆすって、なじませたら冷蔵後に入れる。
30分ほどおけば、食べられます。
冷蔵庫で、1週間から2週間くらい保存できます(だんだんしょっぱくなります)。
使うときに、玉ねぎの上下を返したり混ぜたりしましょう。
右側の画像は、漬けてから24時間後。
玉ねぎから水分が出て、かさが減っています。
私は、1/3くらいに減ったら、スライスした玉ねぎと酢じょうゆを適当に追加しています。
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食べ方いろいろ
そのままもよいのですが、好みの大きさに刻むのもよし。
のせる、あえる、マリネ液として漬け込む、調味料や薬味などをプラスする…
組み合わせ次第で、無限に使えます。
最近の簡単な例を4つ。
1:ゆでた豆もやし、せん切りきゅうりとあえただけ。ごま油を少し加え、味を見て塩・ こしょうなど。
その時々で、ふつうのもやし、にんじん、レタス、わかめ、ハム、蒸し鶏など、なんでも合います。
2:くし形に切ったトマトに、酢じょうゆ玉ねぎと青じそ(大葉)のせん切りをのせただけ 。漬け汁も回しかけます。
トマトを輪切りにしたり、酢じょうゆ玉ねぎを細かく刻むと、味わいも変わります。
3:お刺身サラダ。
フリルレタスを敷いて、お刺身と角切りトマト、酢じょうゆ玉ねぎを のせただけ。
このときは、クレイジーガーリック(シーズニングスパイス)をふりかけたかな?
オリーブオイルも合います。
4:納豆に酢じょうゆ玉ねぎをのせただけ。
納豆はおしょうゆとからしを混ぜてあります。このときは青海苔をプラス。さっぱりさわやかに、ものすごくご飯がすすみます。
この他にも、おすすめの食べ方がたくさん。
ここではとても書ききれないので、別の記事にしていきます。