今回、完全に趣味の思い出話しです。
本当は、全然違うテーマの記事にするつもりだったのに、ちょっと脱線したら止まらなくなってしまいました。
同世代で少女マンガが好きだった方には、懐かしいのでは…。
(イメージ画像です)
昭和後期の少女マンガ世代
キャンディキャンディがアニメ放送されていたころの「なかよし」から始まり、マンガ雑誌をなにかしら、毎月買っていました。
友だちや妹と貸し借りも盛んで、コミックス(単行本)も山のように…
一時は、マンガ家になりたいと思って、道具を揃えたりもしてました。
多感な時期、受けた影響はものすごく大きかったです。
今思うと、「料理上手になりたい」と思ったきっかけも、マンガだったような。
昭和50年代の「なかよし」には、料理をとりあげたマンガが多く、料理レシピのふろくもついてたりしました。
当時の自分にとって、ちょっと年上のお姉さんが、お菓子などを手際よく作っている。
すごくかっこよく、うらやましく、なぜか「負けたくない」と思ったような…
マンガと現実の区別があいまいな、危なっかしい子でしたね…。
遠い(架空の)世界ではなく、現実に感じるくらい読み込んでいたのでしょう。
10代頃に読んだ、料理上手キャラが印象的なマンガを、思いつくまま挙げてみます。
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料理上手なキャラクターが際立つ(昔の)少女マンガ7選
シュガーポットのないしょ話/佐藤まり子
「なかよし」では、佐藤まり子さんのマンガが印象深いです。
“全編マドモワゼルいくこ先生による本格お菓子レシピ付き”…!
あんまり昔すぎて記憶が定かではないのですが、どなたかのマンガで「茶巾寿司」の作り方が出ていたような…小5でチャレンジしました。超絶難しかった。
花ぶらんこゆれて…/太刀掛秀子
(これ、けっこうドロドロの昼ドラ的内容でしたね…)
「るり」は、お菓子作りや編み物が上手。
妹の誕生日に、ごちそうをワゴンにのせて運んでくるシーンが印象に残ってます。
前略・ミルクハウス/川原由美子
芹香ちゃんが、大学生で家事の達人なんですよね。
下宿(というには立派すぎる洋館)先で、みんなのごはんを作り、買い出しに掃除に看病までしちゃう。
「おさんどん」という言葉は、このマンガで初めて知りました。
エイリアン通り(ストリート)/成田美名子
翼くんが、料理上手な設定でしたね。
ビルトインの食洗機に食器を放り込むシーンが、当時はめずらしくて印象的でした。
ぼくの地球を守って/日渡早紀
亜梨子(ありす)が、お隣の輪(りん)くんの家に留守番にいき、ごはんを作るシーン。
グラタンがいいか、おでんがいいか聞いてたような…(うろおぼえ)
高校生なのに、リクエストに答えて、レシピを見ないで作れるの?と驚いた記憶。
純情クレイジーフルーツ/松苗あけみ
続編で、実子が料理上手なのが判明。
「あたしのカレー美味しいんだぜ」というセリフに、勝手に対抗意識を燃やしました。
お弁当の話しも面白かったなあ。
松苗あけみさんは、食べ物の描写の細かさと美しさが、抜きんでていました。
純クレは今、Kindleunlimitedで全巻読めますよ~
(読み放題期間は突然終了するので、リンク先で確認してください)
ガラスの仮面/美内すずえ
言わずと知れた、少女マンガ界の金字塔。
料理上手なキャラは誰だかわかりました?
答えは「水城さん」(異論は受付中)。
マヤのマネージャーをしていたとき、落ち込むマヤに手料理をふるまったんですよね。
ワンプレートで、海老フライがのってたような…
ああいう、トルコライス的なものに弱いんです。
真澄さまの片腕の「仕事ができる女」なのに、ギャップ萌え。
他にもいろいろなマンガがあるとは思いますが、キリがないのでこのへんで。
影響を受けて、料理は上手になったの?
昔のマンガは、現実味のない“花とゆめ”な設定が多かった。
お金持ちで立派な家、かわいくて料理上手。
時代と共に、だんだんリアルになってきたような…。
いや、昔は10代でも、たしなみとして料理ができたのか…?
今よりは、女の子にとって「料理」が大きなファクターだったのは事実かと。
善し悪しではなく、時代的に「あこがれ」の要素だったんですよね。
で、影響を受けまくって育ち、その結果、私はどうなったのでしょう。
私はいまだに「料理上手になりたい」と思い続けています。
マンガの中の彼女たちの親の年齢を超えたけれど、まだ、負けたくないなあ。
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古いマンガも電子書籍になって試し読みできたり、よい時代になりました。
今や、料理やグルメ系のマンガは、読み切れないほどありますよね。
面白くて、料理のレシピ本より役立ったりするので、少しずつ読んで、レビューなども書きたいと思います。