小麦粉、片栗粉などの保存はどうしていますか?
特に小麦粉は、使用目的によって違ってくると思います。
私は、揚げ物やホワイトソースなどで「ちょこっと使う」ことがほとんどです。
その場合の、保存しやすく使いやすい実例をまとめました。
パンやお菓子、うどんなどを作る場合は、小麦粉を大量に使いますね。
それとは別に、ふだんの食事の用意で、大さじ1~1/2カップくらいを使う場合についてです。
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開封後の粉類の保存は冷凍庫で
ご存知の方が多いと思いますが、粉類は常温保存は避けた方がよいです。
特に湿気の多い季節、ダニやカビの発生が心配です。
お好み焼き粉や、ホットケーキミックスによる「パンケーキシンドローム」が有名です。
目に見えないダニの繁殖に気づかず、アレルギーを引き起こす可能性があり、アナフィラキシーを起こすと命にかかわります。
開封後の粉は、口を閉じてジップ袋などに入れ、冷凍庫にしまいます。
冷蔵庫の保存は、出し入れした時の温度差で結露が発生しやすいので、避けたほうが無難です。
一度に大量に使う粉類は、別の保存容器に移しても、あまり意味がないと思います。
元々のパッケージごとの方が、中身がわかりやすく間違いがないので。
少しだけ使う粉は別容器で
しかし、料理の下ごしらえやとろみづけなどで少量使う場合、袋のままでは面倒です。
袋の開け閉めに手間がかかるし、粉が飛び散ります。
そこで、頻繁に使うものを別容器に入れて、取り出しやすくします。
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仕様と特長
パン粉も入れようと思い、買い足しました。
1.1リットルサイズ。
なぜこのサイズかというと、オーケーストアにあって安く購入できるので…
それと、粉類が一袋すべて入るサイズがよいという方もいますが、私はこのくらいの方が使いやすいです。
小麦粉(薄力粉)は、たまにたくさん使うこともあるので、これとは別にジップ付き袋でも保存しています。
入れ替え時に容器を洗う都合もあるので、一袋全部入る必要がないのです。
公式サイトにも特長が紹介されている通り、
・日本製
・軽くて割れない
・シンプルな構造で洗いやすい
・透明で中身が見える
・密閉性が高い
・片手で持てて、開けやすい
・開口部が大きく、出し入れしやすい
などの点ですぐれています。
特に、開口部が大きいと、茶こしが無理なく入って便利なのです。
茶こしに関しては、後ほど説明します。
冷凍庫不可?
公式サイトや販売ページでは見当たらなかったのですが…
商品の説明書には、こうあります。
うーん、なぜ???
耐冷温度が-20℃なので、私は冷凍庫に入れて使っています。
何年も経ちますが、今のところ不都合や劣化はありません。
耐熱温度は、本体が60℃なので、食洗機にも入れています。
(乾燥機能は使っていません)
こちらも、特に問題はなく。
冷凍庫保存と食洗機に関しては、自己責任でお願いいたします。
バットに小麦粉は非実用的
話しは少し変わりますが、テレビの料理番組や、レシピ本を見て、「これはないなあ」と思うことがときどきあります。
そのひとつが、バットに小麦粉を入れて、材料にまぶすやり方。
確かに、まんべんなく粉をつけやすいんですが、使った後の粉はどうするんでしょう?
バットやお皿ではなく、捨てる前提のラップなどの上だとしても、一度出した粉は、別の袋などに戻すのが面倒です。
そもそも粉が湿ってしまうし、肉類などに触れると、残りを保存するのは衛生的にNGです。
お店や料理教室などで、またすぐ使ったり、大量に使うならよいのですが、普通の家庭ではちょっと…。
粉付けは茶こしでします
それで、私は茶こしで粉をふりかけるようにしています。
今回は、茄子に小麦粉をまぶす過程です。
粉をまぶす直前に、冷凍庫から容器を取り出します。
引き出しの一番手前が定位置です。
軽いし、片手でラクに取り出せるサイズです。
直接茶こしを入れて、並べた茄子に直接ふりかけます。
茶こしに余った小麦粉は容器に戻し、素早く冷凍庫に戻します。
結露して水分がつかないように注意。
茶こしは、見てのとおり、普通にお茶に使う茶こしです。
目は粗めの方が使いやすいです。
粉を振りかける専用の茶こしとか、調味料入れのような粉用ボトルが販売されてますが、汎用性のない道具や容器はかえって不便です。
モノが増えるだけ、場所をとるし管理も手間がかかるので、私は普通の茶こしで十分。
粉付けは袋でも
比較的細かい材料や量が多い場合は、ポリ袋に入れてから粉を振り入れます。
袋に空気を入れて口を手でしっかり持ち、もう一方の手で袋の底をポンポン叩くと、全体にうまく粉がつきます。
使ったあとの袋は、生ごみ入れにしています。
洗い物は最小限で、使い勝手よく
例えば、豚肉のしょうが焼きは、豚肉に小麦粉を薄くまぶしてから焼くと、ほどよくとろみがついて甘辛味がよくからみます。
天ぷらやかき揚げは、材料の水分をよくふいてから小麦粉を薄くまぶすと、衣がしっかりつきます。
天ぷらの衣を作りながら、ちょっと硬さを調整したいとき。
餃子や春巻きの口を閉じるのに、小麦粉を水で溶いて「のり」にしたいとき。
ホワイトソースを作るとき、バターで玉ねぎを炒めて、小麦粉を大さじ1程度入れたいとき。
小麦粉を少し使いたいときに、さっと必要分だけ出せると、小麦粉の無駄と洗い物とストレスが減ります。
料理の手間の面倒くささが減って、結果美味しくなる→みんな幸せ。
保存容器ひとつでも、影響は大きいです。