就活とはちょっと違うのですが、履歴書を用意する必要に迫られました。
気が重いのなんの…面倒だし、緊張するし、過去を振り返るのがしんどい。
なんとか間に合わせて、思ったことや、役立ったツールなどを記録しておきます。
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履歴書は手書き?デジタル?
履歴書を手書きにするか、Excelか何かのテンプレートで入力したのち、プリントアウトするか。
まず、これを決めねばなりません。
今回、どちらでもよさそうな感じでした。
ネットで調べると、「どちらかというと手書きが無難」という結論が多いようです。
どう考えても、デジタルの方が簡単。
入力した方が手書きより早いし、なんといっても間違えたときの修正が一瞬ですものね。
手書きで間違えると、修正テープなどはNGで、一から書き直しというのがつらい。
書き損ねないように、と緊張するほど集中力が途切れたりします。
用紙も、手書きだと買いに行かねばなりません。
でも、デジタルでも普通のコピー用紙にプリントするわけにはいかないかな?
迷いましたが、結局手書きすることにしました。
後から、「あのとき手書きで用意すれば…」なんて思いたくないし。
書店で、コクヨの商品を購入しました。
用紙は4枚。
下書き(見本)も含め、間違えて書き直しても、4枚以内にしなければ。
旧態依然とした書式
さて、白紙の履歴書を見てみると…
感心するほど、何十年もほぼ変わっていません。
昔々は押印が必要だったくらいで、体裁も項目も同じ。
「家族欄」があるものは、今はあまりないかな。
あったら選ばないけど。
様式美ですかね。
ある意味、安心感というか、「そういうもの」というあきらめ感がこみ上げます。
学歴なんて、事細かに書く必要があるのかしら…
今回は特に学歴は関係ないはずだけれど、書式がこうなっている以上、書かないわけにはいかない。
個人情報満載の紙っぺら一枚、なんだかあんまりいい気はしません。
一度他人の手に渡ると、どう扱われるかわからないんですよ。
同じ部署、社内など、いわゆる身内で回覧して値踏みされるのは想像に難くない。
そういう意味で、履歴書を渡す先を信用しているかどうかも問われているってことかな。
内容に後ろ暗いことがあるわけではないし、悪いようにはされないと信じているので、出します。
自分が履歴書を受け取ったり拝見する側になることもある(あった)ので、出す側の気持ちを忘れちゃいけないな、とあらためて思いました。
過去を振り返り、書き出し、思い出し
私の場合、学歴や職歴がちょっと複雑で、履歴書の記入欄をめいっぱい使います。
各々思い出すのは難しく、時間がかかるので、過去に書いた履歴書の下書きをひっぱり出します。
普段は思い出すことのない、学歴や職歴。
あらためて再確認しながら慎重に書きこむと、過去のいろんなことが、どうしても思い出されます。
細かいどうでもよさそうなことから、今回の事案にまったく関係ない黒歴史まで。
しんどいです…、半生が重い。
過去を思い出すと、自然と未来まで想像してしまいます。
考えれば考えるほど、ネガティブになりがち。
ただでさえ、面談を前にして緊張してますからね。
しばし書き込む手が止まったり、余計なことが頭に浮かんで集中力が途切れ、書き間違えたり。
それで落ち込んで、負のループ。
ここは、感情をひとまずおいて、無心に機械的に書きます。
書写をしている感覚で。
自由記入欄、志望動機など
ここが一番の難関ですね、履歴書を出すのがどんな状況だとしても。
欄に収まるように簡潔に、わかりやすく、アピールしたい。
あれもこれも書きたくなるので、ノートに全部書き出し、文章を組み立てます。
できるだけ削って、面談で話しが広がるようなポイントだけにしぼるわけです。
私はこういうのがわりと好きで得意なんですが、とにかくエネルギーが要ります。
だから、いざ取りかかるには気合いが必要で、ついつい後回しになってしまうのです。
観念して始めるまでに、脳内でああでもないこうでもないと考え続けるのですが、結局それも必要なんだと思います。
顔写真をスマホアプリで用意
写真嫌い
これまた気が重いのが、写真。
自意識過剰のうぬぼれ屋なので、自分の写真は見たくないです…。
真実を写す、だから写真。ああ残酷!
せめてもの悪あがきで、美容院行ったり、普段より念入りにメイクしたり、肌のケアをしたり。
まあ、今は美肌補正というものがありますから…
今回は、スマホで撮った画像のサイズを整えれば十分。
写真館できっちり撮ってもらうには及びません。
顔写真のサイズ調整アプリ
いくつかありますが、「履歴書カメラ」がわりと使いやすいように思います。
このアプリ、確か5~6年前にも同じものを使いました。
息子の幼稚園の願書に、本人の顔写真を履歴書サイズで添付する必要があったのでね。
当時、プレ保育でご一緒した方々にアプリの存在を知らせたら、けっこう感謝されました。
証明写真ボックスを使うのは、高いし、小さい子では無理があるし、スマホなら何度でも撮りなおしできるし。
そもそも、証明写真ボックスなんてどこにあったかな?あるかしら?
ちょっと調べてみたら、こんなサイトがありました。
証明写真ボックスや写真館など、目的別に検索できて便利です。
話しを元に戻します。
アプリ「履歴書カメラ」を使って、あらかじめ用意した画像を履歴書用に整えます。
アプリ内で自撮りしてそのまま使用もできますが、普通に撮って調整しておいた方がラクだと思います。
簡単な補正をして、サイズを選びます。
すると、こうなります。
これを、光沢のハガキ用紙にプリントアウトして、切って使いました。
とっても簡単です。
寸法線と寸法数字がない方が、余白をとってカットできてよいんですが。
この表示は不要なのですよ。残念。
やり切った感、あとは野となれ
多大なエネルギーをふりしぼり、最善の履歴書を作成しました。
その達成感はあります。
約一週間、緊張しつづけるのにも疲れて、「もうなんでもいいから早く面談終わってー」という心境に至り、本番では緊張しませんでした。
できることはしたので、結果は天におまかせ。
プレッシャーと繁雑な手続きや作業、自分と向き合うつらさ。
もう長いこと、こういう類の緊張は忘れていました。
若い人たちの就活は大変ですね…、
若い人とは限らないけれど、労をねぎらいたい気持ちになりました。
おつかれさまです、よい人生につながりますように。